
2022年12月9日(金)に公開される二宮和也さん主演の「ラーゲリより愛を込めて」のロケ地と二宮和也さんの祖父についてみていきたいと思います。
ラーゲリより愛を込めてとは?
瀬々敬久監督の次回作は、
— 🌟🎄̩͙ 🐰うさこ🐰 🎄🌟 (@happyusaco) June 11, 2022
「ラーゲリより愛を込めて」
これもぜひ映画館で
堪能してみたいなぁ📽🎞 pic.twitter.com/8NIqD5qNKu
ラーゲリとは、強制収容所のことで第二次世界大戦後のシベリア強制収容所(ラーゲリ)内で亡くなった山本幡男の遺書が厳しいソ連の監視をかいくぐって遺族に届けられた実話です
あらすじ
舞台は、第二次大戦後の1945年零下40度の厳冬の世界シベリア、わずかな食料での過酷な労働が続く日々、死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男(二宮)はいた「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます」。絶望する捕虜たちに、彼は訴え続けた。終戦から8年がたち、山本に妻からのはがきが届く。厳しい検閲をくぐり抜けたそのはがきには「あなたの帰りを待っています」と。たった一人で子どもたちを育てている妻を思い、山本は涙を流さずにはいられなかった。誰もがダモイ(帰国)の日が近づいていると感じていたが、その頃には、彼の体は病魔に・・・
チェックポイント
二宮が演じる、山本幡男(やまもと はたお)・1933年(昭和8年)に結婚し4人の子供をもうける。1936年(昭和11年)に満州にわたり中国大連市の満鉄調査部に入社しロシア語に長けることから昭和20年にハルビン特務機関に配属。しかしソ連の新聞や雑誌の翻訳を行っていたが、これらの活動がソ連に対するスパイ行為みなされ重労働25年の刑を下された。。。
ラーゲリより愛を込めてロケ地は?
新潟県湯沢町 苗場スキー場
新潟県内で撮影される映画『収容所(ラーゲリ)から来た遺書」のエキストラ募集します‼️
— 新潟県観光協会【公式】 (@umasaniigata) October 20, 2021
ご希望の方は下記よりご登録をお願いします。
皆様のご参加をお待ちしています😊
👇ボランティアエキストラ登録ページ https://t.co/AG6MUj2biS#新潟県フィルムコミッション協議会 pic.twitter.com/P3SWBSNOJd
去年の秋に苗場にカナビスさんを見に行った時に偶然見かけたフジロックのグリーンステージのとこに組んであった大がかりなセットは二宮和也さん主演のラーゲリより愛を込めてという映画の撮影セットだったようです。他にも湯沢周辺でロケしたのかな。ニノ見たかったな。 https://t.co/is1btEQwBM pic.twitter.com/F1ZFVWmd66
— ねこりゅうじ (@nekoryuji) August 17, 2022
「ラーゲリより愛を込めて」の撮影は新潟県観光協会さんのホームページで2021年10月にエキストラ募集をしていることから2021年10月下旬から2021年12月下旬の約2カ月間で撮影されています。「新潟県湯沢町 苗場スキー場」でシベリアの強制収容所「ラーゲリ」のセットが組まれました。約1万平米のスペースに北海道や群馬県から白樺やダケカンバを取り寄せセットに使用したり、当時の資料から棚や門などを再現しているとのことです。
茨城県つくば市ワープステーション江戸
また、エキストラ募集の案内を見ると11月と12月の数日に分けて撮影が行われています。ここは撮影スタジオということで時代劇オープンセットが建ち並ぶ、国内でも数少ない野外型ロケ施設です。そして新たに明治・大正・昭和のビル街や商店街を表現した「近現代エリア」が完成し幅広い時代を再現でき数多くの映像作品が撮影されています。「ラーゲリより愛を込めて」では満州・ハルピンの街並みがセットで再現されました。*尚、施設の一般公開は、2020年3月31日をもちまして終了しています。
二宮和也の祖父はシベリアに抑留されてた
ラーゲリより愛を込めての主演を務める二宮和也さんの祖父はシベリアに抑留されていたという事です。このことは東京・旗の台の文教大学付属高校で高校生試写会にサプライズ登壇した際に僕のおじいさんも「シベリアに4年間いたのね」と告白し「日本に帰って来なかったら、二宮、いませんから。娘として生まれた母と、父が出会っていなかったら…どこか掛け違っていたら、僕はこの世にいないかも。こういう事実があったことを忘れないでほしい」と高校生に呼びかけていました。メッセージ性の強い作品ですのでぜひ若い人にもみて欲しいですね。
チェックポイント
シベリア抑留(シベリアよくりゅう)とは1945年の第2次世界大戦終結時にソビエト連邦に降伏または逮捕された日本人に対するソ連によるシベリアでの強制労働のこと(約57万人、約5万人死亡、約 47万帰国)